人工芝にすると水はけが悪くなるのか?

人工芝にすると水はけが悪くなるのか?

自分の家の庭をきれいにする場合には、人工芝を敷き詰める人がいます。
天然芝は、それはそれで魅力ですが手入れがなかなか大変かもしれません。
夏の間はかなり伸びますので、定期的に時間があり手入れすることができる人でなければ、見た目が悪くなってしまう可能性は否定できないです。
そこで人工芝にするわけですが、この時いろいろなメリットだけでなくデメリットも知っておいた方が良いかもしれません。
具体的なデメリットの1つは、水はけがあまり良くないと言われていることです。
土の上に人工物をおきますので、そのままの状態に比べたら確かにあまり水が履けない可能性が高いと言えるでしょう。
もっとも最近は、改良に改良が重ねられ水をよくはけるようなものも増えてきました。
結果的に、それを利用していても水たまりになるような事はあまりありません。
そのようなものは、比較的金額が高いものになりますのである程度高い金額である事は覚悟しなければいけません。
それらができていれば、特に水に関しても問題はないと言えるでしょう。

意外と見逃しがちな人工芝のカビとその対策

天然芝に比べて手入れの必要が少ない人工芝ですが、カビの心配だけは必要です。
芝ということで忘れがちですが、人工芝は地面の上にプラスチックを敷いているものですので条件によってはカビが発生してしまう危険があります。
意識や対策としては水はけが大事です。
選ぶ人工芝としては、一面に敷くロールタイプよりも繋ぎあわせるジョイントタイプのほうが水はけは良いです。
また防菌加工を施している物を選びましょう。
そして下の地面や地形がどうなっているかも重要です。
事前に水を流してみて、水が流れるための勾配がついているかどうかをチェックするのがオススメです。
さらに土の地面なら、土の性質に気をつけましょう。
粘土質で水を蓄えるタイプならば、場合によっては土の交換をしておいた良いかもしれません。
コンクリートならばきちんとデッキブラシなどで水洗いをして、その後しっかり乾かして水分を蒸発させてから人工芝を敷くようにすれば大丈夫です。

著者:北政弘

筆者プロフィール

茨城県水戸市生まれ。
植木屋として数多くの有名旅館の庭を剪定。
今回は人工芝に関する記事を書きました。